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木の家に住んでいます ~木の家ものがたり~

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 千葉県山武市にある葛馬(かずま)さんのお宅は、伝統的な和風建築。
住まいるCHANCEネットワークに加盟する地元の「松尾銘木店」が、こだわりの棟梁、鈴木さんに「一度はこんな材料で建ててみたかった」と言わせる納得の材料を供給した。建て主の葛馬さんは、そんな二人が十分に力を発揮できるよう施主としての役割を果たした。

家づくりに関わった、三者の信頼関係がストレートに美しさに現れた、そんな家である。

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玄関土間から奥を見る。
廊下の縁甲板(フローリング)は吉野桧

まず玄関で目を奪われるのが30センチ角の大黒柱。岐阜産のケヤキである。
「最初はもう少し小さくて目の荒いもので見積もったんだが、松尾銘木でいいのを見たら、使いたくなって、葛馬さんに相談したらいいよって言ってくれて」と目を細める鈴木棟梁。

大黒柱をグレードアップしたせいで、靴を脱いで最初に上がる部分の式台、一段上がった所にある上框(あがりかまち)、巾木など周囲の材料もそれに見合う価格のものに変更になってしまったと言う。

「大黒も式台も10年乾燥させてるからね」と松尾銘木の中村社長。乾燥が不十分だと割れたり曲がったりするので、買い付けてからじっくり時間をかけて乾燥するのだという。「その間在庫してるだけでも大変な負担。趣味みたいなもので儲かる商売じゃない」と笑う。

「この材料を使い切れる家はなかなかないよ」と手塩にかけた材料の晴れ姿に棟梁ともどもご満悦の様子だ。

 

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左)鈴木建築 棟梁 鈴木英二さん
右)松尾銘木店 代表 中村賢二さん

 

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