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「からーん、からーん」木材市場に「競り」の始まりを告げる鐘が鳴り響く。
東京浦安。巨大テーマパークのすぐ近くに周囲に木の香を漂わす大きな金属屋根の建物がある。ここが東京中央木材市場浦安木材市場。2万平米を超える敷地に、日本中から集められた木材が所狭しと並ぶ、首都圏最大級の木材供給基地である。
「木材の競り」は、週一回、問屋と町の材木屋が浦安に集まって行われる。
「さあ、に~せ~んのごひゃく、ごひゃく、ごひゃく、どうだいな・・・」
競りを仕切る競り人の独特のリズムの掛け声で、次々と木材がセリ落とされて行く。
馴染みの顔が多いせいか、冗談まじりで笑い声が絶えないが、木材を見るその目は鋭い。売り手と買い手のやりとりに耳を澄ますと、そこは厳しいプロの会話が交わされている。
聞いていて面白いのは、木材の専門家ならではのこだわりがあふれているところ。
「これ面白いと思うんだけど」
「いやあ、売れないよ」
まるで芸術作品を扱うような感性のぶつかり合いである。
一見すると一般の人には近寄りがたい木材市場だが、実はこの市場は一般の方でも見学が可能だ。それだけでなく、ここに集う木材のプロ達が住宅づくりの相談に乗ってくれる仕組みが作られている。それが「住まいるCHANCEネットワーク」である。




