東京・賃貸マンション> ●木の家ものがたり ●映像を見る(木のいえTV) ●フォトギャラリー ●概要
木材に含まれる水分の量、すなわち含水率で言えば12%~4%という大幅な変化に耐えられる材料でなくては、マンションの内装には使えない。横濱さんと製造メーカーが試行錯誤の末たどり着いたのが、材料を一度、過乾燥状態にしてから元に戻すという技術。製造現場では2台の乾燥機を使い分け、低温で時間的な間隔を開けて2回乾燥を行い含水率を8%以下まで落とす。その後室内に置き空気中の湿度と平衡した含水率で安定させる。
「現実的には現場で含水率を測りながら、丁寧に乾かしていきます」と(株)マルナカの山本 洋さん。
こういったきめ細かい対応ができるのは、この工場が柱や梁のような構造材ではなく、床や壁などの内装材専門の工場だからだ。
無垢の杉フローリング材づくりは、原木を木材市場で調達するところから始まる。
「大事なのは、目の詰まり具合と、赤身とよばれる芯の色です」
ここ松阪へは東吉野の原木が集まってくる。吉野の杉の特徴は、年輪の細かさときれいなピンク色の芯だという。床にした時の仕上がりを想定して原木を選び買い付ける。
両木口を電動チェーンソーで切断
|
原木はまず皮を剥かれ、工場内に運びこまれる。まず、両方の木口(年輪の輪が見える面)を数十センチずつ切断される。材料になった時に木口からの割れを防ぐため、できるだけなめらかにしておかなくてはいけないのだ。切断には電動のチェーンソーが使われる。エンジン式のチェーンソーでは振動による歯のブレが大きすぎるという。 |
原木は目の詰まりと芯の色が大切
|