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光が良く入るリビング。木の床に据えられた座卓型の囲炉裏。赤々と燃える炭火を囲んで3人の男が笑っていた。
建て主 吉田さん
建築家 奥野さん
棟梁 井上さん
この家の主吉田さん、建築家奥野さん、そして大工の棟梁井上さん。3人が中心になって、この家をつくったのは3年前。
「最初、住宅展示場に行って何社か回って、各社営業マンが来て、みんな違うことを言わはりまして・・・。それと、自分が思ったような家にしようと思うと予算オーバーだったんですわ」と吉田さんは振り返る。いろいろ調べているうちに、以前名刺をもらった建築家の事を思い出して、奥野さんにメールを出したのが、事の始まりだった。
奥野さんが提案したのは、分離発注方式。通常、家をつくる場合には、工務店などの元請会社に一括発注する。これに対して分離発注では、大工さん、左官屋さん、電気工事屋さんなどの専門業者に、建て主が直接発注する。手間はかかるが、要望が反映されやすく、費用が明確になり、希望の材料も使いやすいという特徴を持つ。
しかし、専門知識を持たない建て主が、業者とやりとりするのは負担が大きい。そこで、建築家が建て主との契約の元に、工事管理やアドバイスを行う「コンストラクション・マネージャー」として、世話をする「CM方式」を取り入れた。この家の場合、奥野さんが、設計するだけではなく、専門家として建て主吉田さんを助ける体制が組まれた。

参考サイト:CM・アーキテクツ有限責任事業組合
http://www.cm-a.jp/




