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畑の奥、中央にあるのが遠藤家。右の黒い屋根は農作業用の納屋。
今では、週末に畑仕事と田舎暮らしを楽しむ遠藤さん夫婦も、5年前までは、このような暮らしとは全く無縁だったという。
横浜で会社を経営しているご夫婦は、仕事漬けの毎日を送る仕事人間だったそうだ。
そのご夫婦を変えたのが、当時大学生の次女だった 。
海外に行って現地の農業を手伝い、帰国してからは、パーマカルチャー(持続可能な農業や文化を作り出すこと)を勉強した。
その姿を見ているうちに、ご夫婦にも仕事人間への違和感が芽生え、ついには、自給自足のできる暮らしを決意させることになった。
そして、自給自足の条件を満たす、南に開けた300坪の土地探しを続けた結果、インターネットで見つけたのが、この土地だ。現地を見て、その景色の良さに惚れ込み、即決だったという。
しかし、土地を手に入れたものの、まだ仕事はやめられない。そこで、週末になるとキャンプ道具を車に積み、電気も水道も通っていない荒地を畑にする作業を始めた。
週末にやってきては作業をするご夫婦を、遠巻きに眺めていた地元の人たちとも、「作物づくり」を接点に親しくなることができた。
差し入れがあったり、いろいろな助けがあり、とてもありがたかったという。