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木の家に住んでいます ~木の家ものがたり~

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■木を育てる製材所  共和木材では、先代の社長が土地を買って木を植え、育てることを始めた。
それは、「木の命をいただいて生活をさせてもらうことへの供養」でもあったという。

 隣町の毛呂山(もろやま)に先代が植えたヒノキは、50年を経て立派に育っている。
松本社長には、父親と職人が木を植えていた記憶がかすかにあるという。そして、小学生時代の肥料をやる手伝いに始まり、現在に至るまで、先代の想いを引き継ぎ、大切に森を育ててきた。

「栄養豊かなこの土地で育った堅ろうなヒノキを、地域の人にぜひ通し柱として使ってもらいたい」
「小さなお子さんに、自然の素材に触れて元気に育って欲しい」
ようやく育った木々を前に、わが子を見るようなまなざしの松本社長だった。

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森林の活用には林道が欠かせない

 樹齢50年のヒノキの林の隣には、平成に入って植林した22年生のヒノキも育っている。また、ゴルフ場開発で失った森の代替地として、100年を超える樹齢のヒノキが生える山を購入し、私費で林道を整備し木材資源の利用と再生産に取り組んでいる。

「木を育て、製材し、家を建てる」
共和製材は、国産材の木の家をワンストップで地域に供給できる体制を持っている。それを松本社長は「当社の生きざま」と表現する。

 家を建て、守ることによって肌で感じる地域のお客様のニーズ。それを実現できるよう前もって製材・乾燥を行い、さらに長期的視点で森林を育成・保全する。

 こうした地道な活動が地域でもっと多くの人に理解され、何世代も受け継がれていくことを祈らずにはいられない。


(写真・文 日本の木のいえ情報ナビ 編集長 玉井 光則)

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