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■西川材の産地に 関東平野の西の端、平野と山々との境目に広がる丘陵地帯。ゆるやかな起伏の中に点々と里山の緑が残る埼玉県比企郡鳩山町。西側の山は「西川材」と呼ばれる木材の産地である。江戸時代、この地域を流れる越辺川、入間川や高麗川から荒川を経て、江戸に大量の木材が輸送された。そのため、「江戸の西の川から来る木材」と言う意味で「西川材」と呼ばれるようになったと言われている。
奥武蔵・秩父の山を望む鳩山町
江戸大火、関東大震災、戦争による空襲など幾度となく荒廃した東京の復興のために木材を供給し、繁栄してきたこのエリア。良質の木材が今も産出されているが、昨今の国産材需要の落ち込みとともに、林業や製材業は活気を失ってしまったようだ。
そんな中、地域に密着した特徴ある活動を続け、60年以上の歴史を持つ製材所がある。鳩山町の共和木材である。




