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千葉:さんむフォレスト

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千葉県特産の山武杉でつくった家。極力金物を使わない伝統的な木組を基本とし、外壁も山武杉の赤身板の素地である。越屋根をつけて自然換気を促しているため、エアコンを必要としない。露出した木組の裏側には、LAN配線をはりめぐらし、現代の暮らしにも応えている。

「山下邸」
所在地 ●千葉県佐倉市
構造 ●木造2階建
建築面積 ●119.09m2
延べ床面積 ●129.72m2
設計 ●稗田綜合建築設計事務所
施工 ●石井工業
概算坪単価 ●75万円

写真 写真 森林ウォッチングやシンポジウムなどを頻繁に開催している。山武市の材木商と工務店がつくった有限責任事業組合(LLP)グループ「木と土の家」とも協力して、運動を展開。

山武杉を余すことなく使って

 「さんむフォレスト」は地産地消の住まいづくりを提唱する千葉県のグループです。地元の技能者が、地元の山武杉を使って伝統的な構法の家を建てることで、健康的で耐久性の高い住まいを提案しています。
 メンバーは全員建築士ですが、その立場は建築家、材木商、大工など様々です。住まいづくりが、林業の支援となり、技能継承の場となって地域を循環することを目指して活動しています。
 私たちが提案する住まいでは、山武杉を灰になるまで使い切ります。骨太の空間に薪ストーブを据え、残材を焚き木として活用して、エアコンのいらない暮らしを可能にするのです。機械に頼る省エネではなく、環境と共生する暮らしを実現します。産業廃棄物とされてきた残材をエネルギーとして利用することは、林業再生の決定打となるのではないかと思っています。


住まいづくりを地域産業の中心に

稗田綜合建築 設計事務所 稗田忠弘代表 稗田綜合建築
設計事務所
稗田忠弘代表

 私たちは、さまざまなセミナーやイベントを通して、家づくりや暮らしは、地域の環境とひとつの輪としてつながっていることを訴えています。私たちの活動では、住まいづくりを地域産業の中心とすることで経済効果が生まれることを目標にしています。そこで、地元の材木商と工務店による有限責任事業組合(LLP)グループ「木と土の家」を組織し、さんむフォレストと両輪となって活動しています。
 その甲斐あって、各種イベントを通じて地元の自治体などに提案し続けてきたことが、徐々に理解されるようになってきました。家づくりへの助成事業や、公共施設でのペレットストーブの利用、ペレット製造の開始などが、具体化しています。



グループ概要

〒283-0067 千葉県東金市東上宿13-1 TEL 0475-52-7510 FAX 0475-52-7511
E-mail info@sanmu-forest.com http://www.sanmu-forest.com/
【結成】平成10年3月
【受注実績】●平成17年/3棟●平成18年/3棟●平成19年/3棟●累計/25棟
【グループ構成】木材販売業者、大工・工務店、建築士

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