HOME > 木の家を見る > 木の家ギャラリー > 熊本:熊本の山の木で家をつくる会

木の家を見る

木の家ギャラリー

熊本:熊本の山の木で家をつくる会

写真
写真

筋交いや金物を使わず、貫や足固めなどで構造耐力を持たせた伝統構法の住宅。新建材を使わず、風通しを考えて調湿効果のある木や漆喰を用いたことで、エアコンに頼らない快適な住まいを実現した。長い軒は、夏の直射日光を遮ると同時に建物を守って長持ちさせる効果もある。

「江津の家」
所在地 ●熊本県熊本市
構造 ●木造2階建
建築面積 ●159.20m2
床面積 ●1階141m2 2階81.1m2
竣工 ●平成20年5月
設計 ●すまい塾古川設計室
施工 ●楠元建設
概算坪単価 ●70万円

写真写真 山の木を育てた人、製材した人の顔が見える地産地消の家づくり「産直住宅」が、活動の柱。伐採や製材の現場を見学できるイベントも開催している。

木を丸ごと一本使って伝統構法の家づくり

 熊本の林業家と製材所、工務店、設計士が協力して、地域の材木を使った伝統構法の家づくりをしています。
 一般に、木材の長さは、3m、4m、6mと規格化されていて、規格外の木材は非常に高価です。しかし伝統構法で家を建てるには、規格外の木材が必要となることが多々あります。そこで私たちは、規格にとらわれず、木を見て設計し、設計に合った寸法で製材しています。手間がかかる分、木材の値段は2割増です。しかし、通常では使わないような残り材(裏材)や節のある部分を鴨居や敷居材、枠材などに利用することで木を無駄なく使い、結果として家一軒分の木材のトータルコストを割安にできます。7mを越える大黒柱も、長さに比例するだけで割高になりません。売り手は木材を高く売ることができ、一方で買い手は安値で手に入れられる。建て主と山林家、製材所、建築士、大工のネットワークがあってこそ、成り立つ仕組みです。


空気も水も山林がみなもと

すまい塾古川設計室 古川保 すまい塾古川設計室
古川保

 熊本は水と森が魅力です。人口67万人分の飲み水すべてを地下水で供給しています。
 豊かでおいしい地下水の源流は熊本の山林です。山林を管理しているのは山林業者ですが、彼らはいま窮地に立たされています。北欧などの輸入材が多く流通していて、山の木が売れないからです。
 しかし、日本で育った杉や檜は、腐れや虫にも強く、輸入材にはない優れた点がたくさんあります。
 熊本の山から生まれた地下水を飲み、空気をすって暮らす皆さんは、是非、地元の山林の保全に協力してください。熊本の木で家を建てる人が増えれば、山林業者が山を守り続けていくことができるのです。



グループ概要

〒861-4115 熊本県熊本市川尻4-10-5 TEL 096-357-0973 FAX 096-357-0973
E-mail sumai-hurukawa@basil.ocn.ne.jp http://kumamotonoki.hp.infoseek.co.jp
【結成】平成15年9月
【受注実績】●平成17年/10棟●平成18年/10棟●平成19年/10棟●累計/60棟
【グループ構成】工務店、設計士、山林生産者、製材業

前へ 次へ


ギャラリー一覧に戻る


ページの先頭へページの先頭へ