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Vol.5 シニア世代の平屋 2 -富山・砺波の家-

富山・砺波の家 富山県・川渕邸

 

Story

■40年持ち続けた夢

 「新婚の頃、主人の仕事の関係で静岡県に住んだんですよ」と建て主の川渕さん。住まいは、富士山麓の、豊かな自然に囲まれた平屋だった。そこでの暮らしの中で、もし自分が家を建てるんだったら「平屋がいい」というイメージが出来上がったのではないか、と振り返る。

 その後、ご夫婦の出身地である富山県に戻り、周りを家で囲まれた敷地に建てられた総二階の家に暮らすようになった。それでも平屋への思いはずっと持ち続けていた。

 それでも、理想の家を建てるために何かを犠牲にするのであれば、「違う」と思った。「建てられたら建てよう」それはおだやかな思いだった。

写真
左より
株式会社頼成工務店 代表取締役 安田 信夫さん
建て主 川渕さん

やがて、長い子育て期間、忙しかったが理想の家への思いは心の中で灯し続けていた。二人の娘を嫁がせた後、やっと土地を探し始めた。しかし、あいかわらずのゆっくりペース。イメージに合う土地を求めて、長野県や石川県まで足を伸ばした。

■パッシブソーラーを知る

 あまり遠い所や山奥はやめて欲しいという娘さん達の希望を受け入れ、富山市の隣の砺波市に土地を買った。そこからも急ぐことなく、家を建ててくれる工務店を探し始めた。

そんなある日新聞で、太陽の熱を屋根で集めて床暖房などに利用するパッシブソーラーシステムのことを知った。興味を持って調べるうちに、これからの自分達の暮らしに必要だと思ったという。

 

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