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■5軒目の家は平屋
建て主の宇中さんは、この家を作るまでに東京で、賃貸を含めて4軒の住まいを経験してきた。特に4軒目は、入居者が間取りを自由に設計できるコーポラティブハウス。企画サイドの設計者と一緒に、奥様と練りに練ったプランを現実化した経験を持っている。
「限られた空間に、何をどのように配置すれば暮らしやすいかを徹底して考えるいい機会になった」と宇中さん。その頃から住まいのことに関心を持つようになったそうだ。そして、リタイアしたらもう一度住まいづくりをしようと、雑誌や本で情報を集めるようになったと言う。
左より
木の家づくりネットワーク 代表 山中さん
建て主 宇中さんご夫妻
木の家づくりネットワーク 代表 山中さん
建て主 宇中さんご夫妻
宇中さんが、平屋を選んだのは「ごく自然の選択」だそうだ。2階のある一戸建てに住んでみて、生活空間が上下に分かれてしまうように感じた経験から、コーポラティブハウスではワンフロアのタイプを選択した。そしてこの家も、平屋とすることで、階段の上り下りのない一体感のある空間となった。必要以上に空間を仕切らない、というのは奥様の希望でもある。
そんなこだわりを持つ建て主と向き合い、この家づくりを担当したのが、木の家づくりネットワーク代表の山中文彦さん。20年も前から、産地と結び付いた産直住宅を手掛けている「木の家づくり」の先駆者のひとりである。




