
2010/4/1up
国産材住宅づくり相談員と住宅生産者のスキルアップのための「国産材住宅づくりセミナー」
岡山会場は、2010年2月9日、10日に行われました。1日目は座学での講習会、2日目は岡山からバスで津山を訪れ、国産アカマツにこだわった製材所を訪問した後、木造建築の現場を見学。さらに、大規模な製材工場、集成材工場、プレカット工場を見学しました。
●午前中
木材・材料編として、木材生産からその加工流通、また、材料としての木材の強度や、品質について講義が行われました。
●午後
住宅・構造編として顧客ニーズの方向性や、木造住宅の構造と力学的解説、構造のチェックポイント、関係法令の解説や、木造住宅に維持管理まで、幅広い問題が扱われました。
2日目は貸し切りバスで岡山から津山に向かい、様々な特徴を持った製材所、プレカット工場や、建築現場を見学しました。

| 【スケジュール】 | |
| 8:30 | 岡山駅前出発 |
| 10:00 | 鈴鹿製材所 |
| 11:10 | 建築現場(カワイハウス) |
| 13:00 | 院庄林業 久米工場 |
| 14:00 | 岡山県高次木材加工協同組合 |
| 14:45 | インノショウフォレストリー |
| 16:00 | 院庄林業 プレカット・メタルカット工場 |
| 19:00 | 岡山駅到着解散 |

(株)鈴鹿製材所 http://suzukas.com 0868-66-0161
木の家の建築現場を見学させていただきました。構造、断熱のこと、また消費者の質問への回答方法など、活発に質問が出ていました。
午後からは、製材工場を2か所、集成材工場、プレカット工場を見学しました。
(撮影禁止で写真が公開できない場所もあります)
木材を余すところなく活用しようという製材工場の取り組みや、工場の屋根一面にに太陽電池を設置し、工場の電力を賄うばかりでなく、電力会社にも販売するなど、環境問題にも積極的に取り組む姿勢が感じられました。

大阪府の相談窓口として、一般消費者や建築関係者の相談に応じておりますが、専門的な話となると対応に苦慮しておりましたが、このセミナーに参加して、1日目の講義では、先生のお話がわかりやすく、テキストもまとまっていて、一層理解を深めることができました。また、2日目の現地視察では製造過程を見学でき、木材製品の価値を改めて感じ取ることができました。この経験を今後の相談業務に生かし、がんばっていきたいと思います。

1日目のセミナーでは木材流通・強度・加工技術・法規基準など、今後の住宅の方向性を示唆して頂きました。2日目の現場研修では、木を張り合わせて強度を効率よく増す集成材の工場を見たのは初めてでした。セミナー全体で、木と言う材料の強度・耐久性など材料としての価値の高さ。また、数字では表わせないことを含め環境や人への貢献度の高さを再認識させてくれました。

「うん、清々しい。」
今回のセミナーを通して感じた素直な感想です。
匂い・居心地・手触り、今の生活から忘れられていたものが蘇ってきたような気がしました。そして、1本1本の木が持つ個性を丁寧に汲み取り、仕上げていく皆様の姿勢にも心動かされるものがありました。今は、木のこと・木の家のことをもっと知りたいなと思っています。