
2010/2/24up
国産材住宅づくり相談員と住宅生産者のスキルアップのための「国産材住宅づくりセミナー」名古屋会場は、
2010年1月14日、15日に行われました。1日目は座学での講習会、2日目は名古屋からバスで松阪を訪れ、
木材コンビナート、最新鋭の乾燥・製材工場を見学する現場研修が行われました。
●午前中
木材・材料編として、木材生産からその加工流通、また、材料としての木材の強度や、品質について講義が行われました。
●午後
住宅・構造編として顧客ニーズの方向性や、木造住宅の構造と力学的解説、構造のチェックポイント、関係法令の解説や、木造住宅に維持管理まで、幅広い問題が扱われました。
2日目は貸し切りバス2台で名古屋から松阪に向かい、木材コンビナート、最新鋭の乾燥・製材工場を見学しました。

| 【スケジュール】 | |
| 8:30 | 名古屋駅前出発 |
| 10:30 | ウッドピア松阪協同組合 |
| 木材市場 製品市場 製材工場 | |
| プレカット工場 集成材工場 | |
| 木質バイオマス工場見学 | |
| 14:00 | 西村木材店 |
| 乾燥・製材行程見学 | |
| 17:30 | 名古屋駅前帰着 |
三重県松阪市にある、日本初の木材コンビナートを見学。
41haもの敷地の中に原木から製品に至るあらゆる工場が集まっていました。
独自の検査機関も備え、品質管理・ブランド認定を行うとともに、川下側のニーズに応える「定時・定量・定質・定価格・品揃え」を 実現しているとのことでした。

コンビナートの中には、木質バイオマスの工場も設けられ、
地域の木材を大切に、余すところなく使う姿勢が表れていました。

午後からは、多気町にある西村木材店さんの最新鋭の工場を訪問しました。
原木から人工乾燥を経て仕上げまで、大型の機械が立ち並ぶ工場(撮影禁止)はさながら工業製品を作っているようでした。
人工乾燥の窯から出たばかりの桧の水分は、写真の計測器で8%でした。


私は、今まで国産材住宅を手がけた事はありませんが興味はありました。「お施主様にとって国産材を使って家造りするメリットは何か?」の答えを求めて「国産材住宅づくりセミナー」に参加させて頂きました。これまではお施主様にとって輸入木材を使って少しでもコストを安くする事が良い事だと思ってきました。生涯かけて働いて蓄えたお金を使って、環境貢献の為、割高の国産材を使用するだけでは、お客さんを説得出来ません。今回のセミナー、原木、製材工場見学させて頂き、ヒントになるものが少し見えてきた気がします。自信をもって提案できるよう、今後も勉強していきたいと思っています。