
出典:日本住宅・木材技術センター「国産材を使った顔の見える木材での家づくり」
- ■木造軸組工法
- 柱や梁といった軸材を組んで骨組を構成する工法で、在来工法とも呼ばれ、設計の自由度の高いのが特徴です。
- ■ツーバイフォー工法
- 木造住宅の一工法で、枠材と面材とが一体となった「面」で支える構造です。枠組壁工法ともいいます。
- ■プレハブ
- あらかじめ部材を工場で生産・加工し、建築現場で加工を行わず組み立てる建築工法で、設置に要する時間的なロスなどを低減できます。
- ■木軸パネル
- 柱や梁などの軸材を組んで骨組を構成する軸組工法に、耐力壁としてのパネルを組み合わせた構造です。
- ■無垢材
- 無垢とは混ざり気のないという意味で、丸太を製材して1本の木から採れた材をそのまま使用したものを無垢材と呼んでいます。無垢材は木本来の質感、風合いをもち、化学物質を含まない自然素材です。
- ■真壁
- 柱・梁など軸組を現わにして、軸組の内側に下地を設け、土塗りなどで仕上げたものです。また、柱・梁など軸組を見せずに壁で覆ったものを大壁といいます。
- ■プレカット
- 木造住宅の柱や梁の継ぎ手・仕口について、従来は手工具で加工していたものを機械で行うことをいいます。
- ■漆喰
- 消石灰(石灰石を焼成・消化した物)でできたもので、壁の上塗り材として用いられます。CO2・ホルムアルデヒド吸着性能、防カビ・抗菌性能、調湿性などがあります。
- ■葉枯らし
- 木を伐採した後、枝葉をつけたまま3ヶ月以上山に寝かせることをいいます。内部の水分をある程度蒸発させることを目的として、主として乾燥の前処理として行われています。
- ■現わし
- 柱・梁・斜材などをそのまま現わにし、木の美しさを見せることです。
- ■現し工法
- 木造住宅の構造材を意匠的に見せる工法。
- ■板目
- 年輪の接戦と平行に製材された木目。
- ■AQ認証
- 新しい木質建材等について品質性能等を客観的に評価・認証し、消費者に対し安全性及び居住性に優れた製品の提供を目的として(財)日本住宅・木材技術センターが認証し、認証製品にはAQマークを表示する。
- ■FSC認証
- 環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理がなされている森林に対する認証。
- ■SGEC森林認証
- 豊かな自然環境と持続的な木材生産を両立する、健全な森林育成を保証する認証システム。
- ■LVL
- 単板積層材(Laminated Veneer Lumber)。木材を薄く剥いた板(単板)を繊維(木目)の方向を互いにほぼ平行にして積層接着したもの。家具、建具、構造材等に利用。
- ■大引
- 床根太を受ける部材。床束で支える。
- ■金物工法
- 構造材同士を、継ぎ手仕口ではなく金物で接合する工法。
- ■含水率
- 木材に含まれている水分の割合。次式により求める。
(水分を含んでいる木材の質量-全乾質量)÷(全乾質量)×100(%)
全乾質量とは、水分を含まない木材の質量。
- ■間伐
- 育成段階にある森林において樹木の混み具合に応じて、育成する樹木の一部を伐採(間引き)し、残存木の成長を促進する作業。この作業により生産された丸太が間伐材。一般に、除伐後、主伐までの間に育成目的に応じて間断的に実施。
- ■グリーン材
- 未乾燥材。
- ■桁(けた)
- 柱などの上に据え付ける横架材。一般に側柱(建物の外周部の柱)の上に載せ、垂木や梁を受けることが多い。
- ■構造材
- 木造住宅の構造に係る土台、柱、梁、桁等の部材。
- ■敷居・鴨居
- 障子、ふすま等の引き戸を受ける部材。下部が敷居。上部が鴨居。
- ■在来工法
- 日本の代表的な木造建築工法であり、木材の土台、柱や梁等で構成される軸組で荷重を支える建築工法。
- ■下地
- 壁や床に使われる面材。
- ■シックハウス
- 住宅の高気密化や化学物質を放散する建材・内装材の使用等により、新築・改築後の住宅・ビル等において、化学物質による室内空気汚染等により、居住者の様々な体調不良が生じている状態が、数多く報告されている。症状が多様で、症状発生の仕組みをはじめ、未解明な部分が多く、また様々な複合要因が考えられることから、シックハウス症候群と呼ばれる。
- ■JAS規格
- 製材品、集成材、合板等を対象に制定した規格。登録認定機関に認定された事業者が一定の品質をクリアした製品に対してJASマークを添付できる。
- ■集成材
- 板材(ラミナ)を繊維(木目)の方向が平行になるように、長さ、幅、厚さの各方向に接着した製品。柱材等の構造用集成材と階段材、床材等の造作用集成材に大別される。
- ■住宅瑕疵担保履行法
- 住宅の品質確保の促進等に関する法律の規定により建設業者及び宅地建物取引業者が負う新築住宅に係る瑕疵担保責任の履行の確保等を図るため、建設業者による住宅建設瑕疵担保保証金の供託、宅地建物取引業者による住宅販売瑕疵担保保証金の供託、住宅に係る瑕疵担保責任の履行によって生ずる損害をてん補する一定の保険の引受けを行う住宅瑕疵担保責任保険法人の指定等について定めた法律。
- ■住宅の品質確保の促進等に関する法律
- 住宅の品質確保の促進、住宅購入者等の利益の保護及び住宅に係る紛争の迅速かつ適正な解決を図るため、①瑕疵担保責任の特例、②住宅性能表示制度、③住宅紛争処理体制の整備、等の措置を講じたもの。
- ■住宅ローン減税制度
- 住宅の新築、取得又は増改築等をした場合、10年間、住宅ローン等の年末残高の1.0~1.2%を所得税額から控除する制度。
- ■人工乾燥材
- 適正な温度、湿度、風速を人為的に与えることで乾燥した木材。天然乾燥に比べ、短時間で乾燥できる。
- ■人工林
- 苗木の植栽、種子のまき付け、挿し木等の人為的な方法により造成された森林。
- ■筋交い
- 柱と土台、梁、桁等の軸組材でできる方形に対して、対角線上に斜めに挿入される部材。
- ■造作材
- 構造材以外の部分で、化粧用に用いられる部材。
- ■たて継ぎ
- 木材を繊維方向に継いでいくこと。接合する木口面に指状のジョイント加工(フィンガージョイント)を施し、接着剤を用いて接合するのが一般的である。
- ■垂木
- 屋根材で、母屋に直行にかける部材。野地を受ける。
- ■長期優良住宅
- 長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備について講じられた優良な住宅。
- ■突き板
- スライサーで0.2mm~1.2mm程度に薄く切った単板。造作材等の表面に貼られる。
- ■天然乾燥
- 人工的なエネルギーを加えずに木材を乾燥する方法。人工乾燥前の予備的な処理として行われることが多い。
- ■天然林
- 自然の推移に委ね、主として自然の力を活用すること(天然更新)により、保全・管理されている森林。
- ■胴差し
- 外壁の1階と2階の中間に架け、2階床張りや2階床根太を受ける部材。通し柱をつなぐ。
- ■胴縁
- 外壁材や内装材の下地として用いられる部材。
- ■通し柱
- 木造住宅の土台から軒まで1本で使用する柱。
- ■土台
- 基礎と建物の上部構造を固定する横架材で、柱の荷重を基礎に伝えるもの。地面に近いため、腐朽や蟻害を防ぐ意味から、ヒノキ、ヒバ、クリなどの耐久性の高い材や防腐処理された材を使う必要がある。
- ■並材
- 節がある木材。
- ■根太
- 床板を受ける部材。
- ■野地
- 屋根に使われる面材。
- ■羽柄材
- 垂木、根太、間柱、野地板など小断面積の製材品の総称。
- ■葉枯らし
- 伐倒した原木を、枝葉を切らずに残し、数ヶ月間放置することによって、原木の含水率を下げること。
- ■梁
- 柱の頭頂部に架ける横架材。一般に上からの荷重を両端の2点で支える。屋根の荷重を受ける小屋梁、二階などの荷重を受ける床梁などがある。
- ■プレーナ
- 鉋をかける機械。
- ■プレカット
- 木造住宅の柱、梁などの部材同士の接合部(仕口、継手)を、工場であらかじめ加工すること。
- ■防腐木材
- 腐朽菌が繁殖しないように、防腐剤を注入した木材。
- ■柾目
- 年輪と直角に製材された木目。
- ■間柱
- 壁を作るために、柱と柱の間に使用する部材。
- ■無垢材
- 接着剤を使わず製材品としてそのまま利用する木材。
- ■母屋
- 軒に平行に架け、垂木を受ける部材。
- ■役物
- 節がない、あるいは極めて小さい木材。色物ともいう。
- ■ヤング係数
- 物体の変形しにくさを表す係数。数値が大きいほどたわみにくい。ヤング率、弾性係数、MOEとも呼ばれる。一般に曲げによって測定された曲げヤング係数が用いられることが多い。
- ■ユニバーサルデザイン
- 障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方。
- ■ラーメン工法
- 部材の接点を剛接合で構成する工法。
- ■ラミナ
- 集成材を構成する板材。