出典:日本住宅・木材技術センター「木材のすすめ」
私たち多くの日本人が木造住宅で暮らしたいと思っています。木の住まいが好まれるのは、伝統的に木材をよく利用してきたからだけではなく、木材に、高い断熱性、調湿作用があり、また、目に与える刺激が小さいなど、日本の風土に適するとともに、人に心地よい感覚をもたらす素材としての特長があるからです。
さらに木材は、太陽エネルギーと生命力によって、繰り返し生産することが可能な地球環境を守る資源でもあります。地球温暖化の主な原因である二酸化炭素を大気中から吸収し、蓄えてくれる管理された森林は、破壊することなく永遠に木材を産出するのです。したがって、木材で住宅等の建築物をつくることは、環境に負荷を与えないばかりか、炭素をまちの中で蓄えるという、理想的な循環系を生み出します。
我が国の森林資源は、1千万ha を超える人工林を中心に、毎年7千万m3増加しています。きちんと管理された森林から得られる木材を利用することによって、森林は再生し、再び質のよい木材を生産することができます。しかも、木材は製造加工する時のエネルギー消費が少なくてすみます。


