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木の家Q&A

建築工事内容を確認したい時

「基礎」はどういう役割を果たしているのですか?

基礎 住宅をしっかり地盤に支える「基礎」。
木造住宅では、鉄骨造やコンクリート造にくらべ、材料(木材)が軽いため、地盤への負担が小さく、基礎も簡略化できコスト安となります。とはいえ、「欠陥住宅」とよばれる住宅の多くがこの「基礎」に関する無知や対策の失敗といわれています。
基礎で重要なことは、住宅に加わる力を均等に地面に伝えることと、地面からの湿気を防ぐことです。基礎は家を守る要ですから、土地(地盤)の状態に適した設計の基礎であることが大切です。家を建てる前に施工者と必ず相談し、地盤調査地盤改良についても検討しましょう。
床下の湿気は、木材中の水分を増加させ、シロアリの侵入や木材を腐朽させる菌の繁殖の原因となります。そのため、床下の通風・換気を十分にとるように仕様が規定されています。建物の基礎を高くしたり、べた基礎とすることも有効な方法です。
地表面からの基礎の高さは、建築基準法では30cm以上とさだめされていますが、(独)住宅金融支援機構監修の木造住宅工事仕様書や、住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)の劣化の軽減の等級2及び3では40cm以上としています。
基礎については、信頼できる施工者を選ぶことが大切ですが、自分でも一度調べておきましょう。


出典:(1)

木の家を丈夫な構造にする方法はあるのですか?

写真 木造住宅の強さには、基礎の強さ、建物の重心の位置、柱や梁(はり)に使う木材の強さ、木材の乾燥状態接合部の強さなどたくさんの要素が関係します。設計段階から施工者に確認しておく必要がありますが、中でも注意すべきなのは、接合部の補強です。
国産材を最も生かすことのできる在来軸組工法は、基本的に垂直方向のと水平方向の梁(はり)によって構成されています。柱と梁だけでは、地震や風などによる外からの力を支えることはできません。そこで、水平方向と垂直方向を結ぶように、つっかい棒が入れてあります。これを「すじかい」と呼びます。このすじかいは、木造住宅の生命線であり、その位置と取り付け方は非常に重要なものになります。
この他、構造用合板などのような面材料を柱と梁に留め付ける方法も非常に有効手段です。また、接合部を補強するものとして、最近はいろいろな接合金具が開発されており、適切な活用によって接合部の強度はより向上します。


出典:(1)

木の家は地震や火事に弱いのではないですか?

木造住宅は地震や台風などの災害に対して弱いと思われがちですが、現在の建築基準法を順守した適切な施工、工事が行われていれば、工法の違いによる差はほとんどなく、木造住宅が鉄骨造やコンクリート造より劣ることはありません。
また、木材は短時間の加熱によって変形することがないだけでなく、表面の燃焼で木材表面に炭化層が形成されるため、それ以上の燃焼が進みにくくなり、短時間のうちに家屋が倒壊することはありません

30分間燃焼させた集成材梁(はり)の断面

出典:(1)

工期を短くすることはできませんか?

最新の機械が導入されたプレカット工場 工期は、工法、建坪、敷地条件などで大きく変わってしまうものですが、費用に大きく影響するものでもあり、大いに気になるところでしょう。
国産材を使った在来軸組工法では、柱や梁(はり)のつなぎ合わせに、さまざまな「継ぎ手」や「仕口」と呼ばれる接合を用いています。以前はそれらすべてを、熟練の大工さんの手で一つ一つ加工していました。
今では、より早く正確に接合部分をつくるため、あらかじめ製材工場などで、最新の機械加工によってすべての部材の接合部分を加工する方法が一般化しつつあります。このような方法を「プレカット」と呼ぶのですが、このプレカットと、接合部を補強する接合金具の開発によって、木造住宅の工期は大幅に短縮されました。その結果、現在は、コストを低く抑えながらも、精度、信頼性ともに高い住宅が供給されるようになりました。


出典:(1)


 

出典:(1)社団法人全国木材組合連合会「森を育む木の住まいQ&A」を元に一部加筆

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