日本全国に、国産材での家づくりを支援している自治体、団体があります。 まずは、「各地の取り組みリンク集」をご覧いただき、お住まいの地域に国産材での家づくりに取り組んでいるところがないか、見てみましょう。
家を建てるといっても、その方法は様々です。大きく分けると、ハウスメーカーに依頼する場合、工務店に依頼する場合、建築士に依頼する場合が考えられます。
最近、全国展開しているハウスメーカーでも、国産材を使った住宅をセールスポイントにすることが増えつつあります。
地元の工務店は国産材についての知識や経験が最も豊富で、天然木の良さを活かした家づくりを望まれる場合には、良い選択肢といえます。
また、感性を重視するなら建築士に依頼する方法があります。新しい木材の使い方との出会いがあるかもしれません。
いずれにせよ、『納得できる家づくり』に向けては、自分のイメージや考え方について十分に伝えることが大切ですし、設計士や施工業者とじっくりとつきあっていくという心構えも必要でしょう。
どの方法でも国産材を使った木造住宅を建てることは可能ですが、ベストパートナーの選定には、木材の調達力や施工技術を条件の一つに含めておきたいところです。
「大工・工務店、建築士事務所等の情報検索」で、お近くの事業者を探してみましょう。
出典:(1)
木の家を建てるとき、家をどのように組み立てるかという「工法」は、その後の住み心地や家の丈夫さや、住宅の寿命に大きく影響します。それぞれの特徴をよく知ることも、よりよい住まいづくりには欠かせません。
代表的な3つの工法を紹介します。
☆在来軸組工法(在来木造)
高温多湿の日本の気候に対応するための日本人の知恵、伝統が現在も活かされているといわれています。
☆枠組壁工法(2×4工法)
ヨーロッパや北米で発達した工法で、最近増加している工法です。柱や梁(はり)がなく、壁で支えるという特徴があります。
☆プレハブ工法
工場であらかじめ生産された部材やユニットを現場で組み立てるものです。
工期が比較的短くて済むという特徴があります。
出典:(1)
代表的な木造住宅の工法である、在来軸組工法と枠組壁工法を比較して説明します。
在来軸組工法は、柱と梁(はり)を組み合わせる伝統的な工法です。窓やドアの大きさ、壁の位置などの設定がかなり自由にできるため、高温多湿な気候に適しています。また、増改築の自由度も高く、ライフステージに応じたレイアウトや設備の変更が容易にできます。
枠組壁工法(いわゆる2×4工法)は、角材と合板であらかじめ作られたパネルで、箱をつくるように組み上げていきます。この工法の住宅は、高い気密性と断熱性を持っています。ただし、窓の大きさ、位置などに制限があり、室内の水分が外に出にくい傾向がありますので、建築時にライフプランをしっかりと考慮しておく必要があります。

出典:(1)
室内に梁・柱の見える工法に真壁(しんかべ)造りがあります。
真壁造りは、日本の伝統的な和風建築に使われる構造で、構造材をそのまま化粧材として室内に見えるように仕上げます。木の柱や梁などが呼吸しやすいので長持ちし、木が室内に露出していることで温度・湿度の調整にも効果的です。
また、反対に構造材がまったく見えないように壁を柱の外側で仕上げる工法を大壁(おおかべ)造りといいます。
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出典:(1)社団法人全国木材組合連合会「森を育む木の住まいQ&A」を元に一部加筆